皮下注射によって投与されるホルモン剤リュープリン

最近では不妊に悩み不妊治療を受けているという人も珍しくなくなってきました。
不妊の原因はいろいろありますが、子宮筋腫や子宮内膜症といった子宮の病気もその一つです。
子宮内膜症や子宮筋腫は近年特に若い女性の間で急増している病気であり、放っておくと高い確率で不妊に繋がると言われており、不妊を改善するためにはこれらの病気の治療が欠かせません。

子宮内膜症や子宮筋腫が原因となる不妊を治療する場合、リュープリンというホルモン剤が用いられることがあります。

女性ホルモンの分泌を減少させる効果のリュープリン

一口にホルモン剤といってもいろいろな種類がありますが、このリュープリンは女性ホルモンの分泌を減少させる働きがあります。

子宮筋腫や子宮内膜症といった病気は女性ホルモンが分泌されればされるほど悪化する病気です。
そのため閉経するとこれらの病状は改善もしくは治癒することが多いと言われています。

リュープリンはいわば人口的に閉経状態にさせる働きがあり、その働きによって子宮の状態を回復させることで不妊の改善をはかる薬なのです。

副作用の程度も重いリュープリン

リュープリンは内服タイプのホルモン剤ではなく、皮下注射によって投与されるホルモン剤です。
そのため体への作用が強く副作用の程度も重いと言われています。

主な副作用としては、ほてりやめまい、関節痛、うつ状態など更年期障害のような症状が起こると言われています。
薬の投与量は症状の程度や体重によって変わりますが、投与量が多ければそれだけ副作用も強く現れるようです。

あまりに副作用がひどければ投薬量を変更したり投薬を中止することもあります。

薬価も高額なリュープリン

薬価も内服によるホルモン剤に比べると高額になります。
健康保険が適用されても、1回あたりの注射で1万円弱の費用負担となるようです。

そのため副作用やコスト面からなかなか治療に踏み切れない人も少なくありません。
ただしそのぶん効果は高いため、子宮内膜症や子宮筋腫の症状があり不妊で悩んでいる場合は治療の選択肢として取り入れることをお勧めします

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